冬の花「椿」

和を想う ~池田社長ブログ~

椿は女性の生き様を込めた花

和想館の山陰5店舗には、お茶室があります。お茶室に欠かせないのが、茶花。毎朝続けているジョギングですが、最近は走りながらも、目は茶花に活かせそうな草花を追いかけています。

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そして、冬の茶花といえば、「椿」。
帯のお太鼓の文様にも「椿」はとても絵になります。
椿の特徴といえば、冬の寒空の中に、緑の濃い葉を携えながら、真っ白や真っ赤な花を活き活きと咲かせる。また散る時には、花びらを少しずつ散らすのではなく、花がまとまって散り落ちるという点にあります。

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そんな椿の特徴から、日本では、「落ちても身を崩さず。また、凛として生きる。」といった、女性の生き様が込められてきました。
かつては、新婚初夜の床での挨拶に、長襦袢に椿を一輪しのばせ、夫にその椿を手渡し、「一生身を崩しません」という誓いを明らかにしたそうです。