世のため人のため

和を想う ~池田社長ブログ~

心の声に耳を傾けたら

私は現在60歳です。
大学を出る頃の私自身が今の私を見たら、さぞかし驚くことでしょう。
なんで、着物の仕事をしているの??
私は実は、かつては弁護士になりたかったのでした。

弁護士

京都で生まれ、京都の大学を卒業後、弁護士になるべく、10年間司法試験を受け続けました。9回目までは自分の名前が合格発表の掲示板にないと泣き崩れていたのですが、10回目(10年目)の発表を見に行ったときには、「弁護士だけが仕事じゃない、私がほんとにやりたいのは、世のため人のために働くこと。大事なのはどんな気持ちで働くかであり、どんな仕事を通じてでも社会のお役に立つことはできるはずだ!!」と心の声が聞こえました。

池田社長

翌日から就職活動を始め、たった一つ採用の返事をもらったのが、着物屋さん。
それで私は33歳から、着物の道を歩み始めたのでした。